障害があっても幸せに生きる方法

読みもの

人や地域とのつながりを持って生活することで、心も暮らしも豊かなものになります

障害の有無は関係ありません

今や健常者とて、そのほとんどが日々の暮らしに精一杯で、余裕がありません

障害を抱えた人の保護者の方、私たちはあなたに問いたい

「障害を負わせてしまったのは自分のせいで、その責任のツケは自身で支払わなければいけない」

そんな考えで、自分自身を追いつめていませんか?

全てを一人で抱え込んでいませんか?

少しでも思い当たるふしがあるなら、あなたは今すぐ考えを改めるべきです

国の福祉は利用するべきですし、地域や他人からの支援もどんどん受け入れるべきです

非常に残念なことに、パラリンピックが日本で開催される2021年においても、支援の手は全く足りていません

日本だけで考えても支援施設への入所が必要な知的・精神障害者は約400万人いると言われています

その中で施設に入所しているのは全体の約10%程度で、残りの約90%、つまり約350万人が施設への入所待ちの状態です

重度の精神疾患を抱えて病院に入院している人たちを除き、入所待ちの人のほとんどを親もしくは親族だけの力で支援をしています

残念ながら、それが今の日本の福祉の実情です

そんな現状を変え支援の手を増やすべく、私たち介護福祉サポート協会は中等度以上の知的・精神的な障害を抱える人向けの支援施設を日本全国に増やす活動を続けています

きっちりとしたフォロー体制を形成するために地域に根を下ろし、その地域の行政や医療関係施設、またその地域に住む人たちの信頼を得る形で進めてきました

そのため時間はかかりましたが、ゆっくりとですが確実に取り組みは実を結び、今や全国に1000以上の施設を運営するに至りました

それでも満足はしていません

今後もこの活動を続けていき、一人でも多くの方の支援を行っていく考えです

介護福祉サポート協会はこのような組織ですが、最後に一つ私たちからお願いがあります

これを見たあなた、もしあなたが障害を持つ人と共に暮らしているようなら、一度どのような支援が受けられるか相談していただけませんか?

そして私たちの施設を見学してもらい、どんな環境でどのように暮らしているのかを見ていただきたいのです

その後、確認したすべてに納得がいったら、その支援を受け入れてみた欲しいのです

もちろん無理強いはいたしません

自分の手で支援を続けたいと思うのであれば、私たちはその意見を尊重いたします

ご友人やお知り合いの方に支援が受けられなくて困っている人がいれば、紹介してあげてください

紹介料などはお出しできませんが、善行となることを保証いたします

人や地域とのつながりを持って生活することで、心も暮らしも豊かなものになります

それは健常者も障がい者も同様です

あなたとあなたの周囲を豊かにするお手伝いを、我々にさせてください

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